前立腺がんを知る

 

がんは今でも恐ろしい病気であることには違いありません。死亡率も非常に高いのです。前立腺がんは65歳以上の人に多いがんと言われています。また、自覚症状がないことから早期発見が難しいがんでもあります。

 

がんを発見するための方法は検査を行うことですが、自覚症状もないのに病院に行くということに抵抗感を感じる人は意外と多いのです。そのような人はまずがんがどのようなものかを知ることから始めましょう。

 

また、最近は自宅で検査を行える検査キットというものも販売されています。必要な検体を郵送で送ることによって、検査結果が送られてくるのです。忙しい人やわざわざ病院に行きたくないと考えている人には最適かもしれません。

 

前立腺がんは自覚症状が少ないと言われていますが、何もないわけではありません。症状としてはトイレが近くなったとか、尿が出にくくなったと言ったことです。明確なガンのような痛みを感じるわけではないのです。ですから、がんとしての自覚症状ではないと考える人が大半なのです。年を取ってくると自然とトイレが近くなるものですから、病気とは思わないのでしょう。

 

前立腺がんの死亡率は実は高いということを知っておいてください。しかし、がんにかかる年齢が高いため、がんにかからなかったとしても寿命に大きな差はなかったと判断されることが多いのも事実です。

 

また、前立腺がんでは骨への転移がよくあるケースになっています。整形外科などに行って初めて骨への転移を知るということもあるのです。60歳ぐらいになったら定期的な検診を受けましょう。